What Happened?コラム

社内報の撮影に時間をかけても毎回同じような写真になってしまいます!

社内報のインタビュー企画でご担当者様が自ら社長や役員、社員を撮影しているそうですが、撮影場所やポーズが決まらず、毎回同じような写真になってしまうというご相談がありました。時間を余計に費やしてしまうなど、忙しいなか協力してくれている社長や社員に迷惑をかけているのがお悩みとのことです。

 

ロケハンをしてアイデアを共有
不安やお悩みは事前に解消!

撮影当日の限られた時間で効率的に進めるためにも、私たちは事前にロケハンをして、撮り方などを決めておきます。まずは企画趣旨を理解し、写真のイメージや撮影方法についてのアイデアを提案。ご担当者様と撮影前に撮影内容を共有します。
事前準備を行うことで、ご担当者様の不安材料や負担を減らし、出演する社員のケアに支障が出ないようにしています。また、ご担当者様が自ら撮影をするよりも、外部スタッフの我々がディレクションをすることで、撮影の現場によい意味での緊張感が生まれます。
被写体の体形などの特徴をつかみ、適したポーズやアングルを決められるのもプロカメラマンならでは。自然光を生かすか、ストロボを使用するかなど、その場の条件に合わせて臨機応変に対応できるのも強みです。

 

製薬メーカーの社内報の場合

営業部を紹介する記事のなかで営業スタッフ10名ほどの集合写真を撮影することがありました。撮影後には会議を控え、その後すぐに外回りという方ばかり。与えられた時間はほんのわずかでした。このときはご担当者様の都合で撮影日前のロケハンはできませんでしたが、当日早めに撮影現場をカメラマンと確認することで、本番の撮影をスムーズに行うことができました。
なかには緊張で笑顔がつくれないという方もいましたが、そこは百戦錬磨のカメラマン。シャッターを押すときの掛け声により、柔らかな表情を撮ることができました。

 

プロのカメラマンや私たちのディレクションでは、その場の空気を読みながら被写体の自然な笑顔を引き出すことを心掛けています。普段会社では見せない社員の笑顔を見た同僚や上司の方に喜んでいただいたこともあります。また、部署ごとに個性が出るようなポーズを提案し、バラエティー豊かな写真を載せたことで、社内報に注目が集まり、部署内外でのコミュニケーションが増えたとご担当者様に感謝されたことがありました。

こだっちゃん
こだっちゃん

自分と仕事を1文字で表すと…「間」
クライアントとユーザーの間に立ち、両者の望むものが何かを常に考え、最善の形をつくり上げることを意識しています。また、クライアントや取材相手に対しては、距離感や会話の間(リズムやテンポ)を大事にし、安心感を与えられる存在を目指しています。